ワンピース700話



第700話 【奴のペース】

扉絵:カリブーが帰還するも兵士に発見されて身を隠す

【ナレーション】
町を壊す大きな「高波」も始まりは人知れず打ち立つ「さざ波」にすぎない



―とある島―

「おい!ウチとドンキホーテ一ファミリーとの武器の取引はどうなる!!」

「今連絡を取ろうとしてますが・・・誰も出ません!!どうしましょ・・・」

「冗談じゃない・・・!!武器がなきゃ戦争に負けちまうぞ」



―世界中で新聞が読まれている場面―

「2年前のやべぇルーキーたちが手を組んだ!!」

「必ず何か企んでるぞ!!」

「ドフラミンゴが七武海を降りた!!」

「理由は?!もっと情報はないのか!!」


新聞に目を通すボニーやジンベエ



―新世界キッド海賊団アジト―

キッド
「なんで俺達の同盟がもれてんだー!!?誰だフリーライターアブサ≠チてのは」

「もれるのは構わねぇが問題はこっちだ・・・麦わらとトラファルガー!!狙いは俺達と同じ「四皇の首」に違いねぇ!!!一体誰を狙ってやがる!!!」



―ドレスローザ―

ロー達からの電伝虫に出るドフラミンゴ


ドフラ
「おれだ・・・七武海をやめたぞ」


麦わらの面々
「出たぞ!」

「出た!!」

「ドフラミンゴか!!」

「しーっ!!しーっお前ら声が入るだろ」


ルフィ
「もしもし おれはモンキー・D・ルフィ!!海賊王になる男だ!!!」


ウソップ
「お前黙ってろっつったろ!!!」


ルフィ
「おいミンゴ!!茶ひげや子供らをひでぇ目にあわせてたアホシーザーのボスはお前かぁ!!!」

「シーザーは約束だから返すけどな、今度また同じようなことしやがったら今度はお前もぶっ飛ばすからな!!!」


ドフラ
「麦わらのルフィ・・・!!兄の死から2年・・・バッタリと姿を消しどこで何をしてた」


ルフィ
「!!・・・それは!!絶対言えねぇことになってんだ!!」


ドフラ
「フッフッフッ・・・おれはお前に会いたかったんだ・・・」

「お前が喉から手が出る程欲しがる物をおれは今・・・持っている」


ルフィ
「お・・・おい、それは一体どれほどおいしいお肉なんだ・・・!!!」


ロー
「麦わら屋!!奴のペースにのるな!!」


ルフィ
「お肉が一匹!お肉が二匹!」


ウソップ
「ルフィ!!気をしっかりもて!!それが必殺『奴のペース』だ!!」


電伝虫がルフィからローにバトンタッチ


ロー
「ジョーカー!!余計な話をするな!!約束通りシーザーは引き渡す」


ドフラ
「そりゃあ、そのほうが身のためだ。ここへ来てトンズラでもすりゃあ・・・今度こそどういう目にあうか・・・お前はよくわかっている。」

「フッフッフッ!!さぁ・・・まずはウチの大事なビジネスパートナーの無事を確認させてくれ」



シーザー
「ジョーカー!!すまねぇ俺のためにアンタ七武海・・・」


それ以上喋らせないロー


ロー
「今から8時間後!!『ドレスローザ』の北の孤島『グリーンビット』南東のビーチだ!!『午後3時』にシーザーをそこへ投げ出す」 「勝手に拾え!それ以上の接触はしない」


ドフラ
「フッフッフッ!!寂しいねぇ、成長したお前と一杯くらい・・・」


ルフィ
「切れー!!こんなもん!!」

ガチャ!!


ルフィ
「ふー危なかった!!また『奴のペース』にやられるとこだったな!!」


両目が肉になっているルフィ


ウソップ
「目!!目!!」


サンジ
「おい待て!相手の人数指定をしてねぇぞ!!相手が一味全員引き連れてきたらどうずる!!」


ロー
「いや それでも構わねぇ!すでに、この作戦においてシーザーの引き渡しは囮のようなもんだ」


ウソップ
「じゃあその隙に『スマイル』の工場を潰すほうが目的ってことか」


ロー
「ああ・・・だがそれがどこにあるかがわからねぇ」


フランキー
「工場なんてデケェもんがわからねぇってことあんのかよ!行きゃすぐスーパーわかるだろ!おれ様のビームで一発だ!!」


ウソップ&チョッパー
「アニキー!!」


ロー
「そこだけ・・・どうしても情報を得られなかった」


ナミ
「敵の大切な工場でしょ?なにか秘密があるのかもね」


錦えもん
「ロー殿・・・グリーンビットと申しておったが」


ロー
「ドレスローザに船はつける、安心しろ」


ルフィ
「トラ男〜お前そこ行ったことあんのかよ!ドレスろうば!!」


ロー
「ない!奴の治める王国だぞ」


ルフィ
「ほんじゃ全部着いてから考えよう!!しししし冒険冒険っ!!!楽しみだなぁドレスローザ!!おれ早くワノ国にも行きてぇなー!!」


ロー
「バカいえ!!何の計画もなく乗り込めるような・・・」


ローを無視して朝食の話をし出す麦わらメンバー



ルフィ
「サンジハラへった 朝メシ何だ?」


サンジ
「サンドイッチだ」


チョッパー
「わーおれ、わたあめサンド!!」


ロビン
「私は紅茶だけで」


ロー
「おれはパンは嫌いだ」



みんなで朝食・・・


錦えもん
「なぜ追われていたかは話せん!!しかし元々は『ゾウ』という場所を目指して海へ出た」


ロー
「ゾウ・・・?!」


錦えもん
「存じおるか!?」


ロー
「何から何まで奇遇だが・・・シーザーを引き渡し『SMILE』の工場を壊したら次は『ゾウ』を目指すつもりだ!おれの仲間(ベポ)がそこにいる」


錦えもん
「まことかそれは!!!・・・ではそ・・・そこまで拙者達同行するわけには・・・」


ルフィ
「いいぞワノ国まで行こう!」


ロー
「おい!!・・・いや・・・」


錦えもん
「侍3人とモモの助・・・しめて4人で「ゾウ」を目指したがあえなく遭難・・・ドレスローザへ漂着したのは侍二人とモモの助」


モモ
「しかしそこでドフラミンゴという者達に追い回されて・・・せっしゃよくわからぬ船に逃げ込んだのでござる!!」

「そこには病を治したいという童たち。運悪くその船は突如、出航してしまいあの島へ!!」


錦えもん
「慌てて追う拙者をかばい、侍同心【カン十郎】が人質となるも拙者を海へ逃がしてくれたのでござる!!!必ずや助けねば!!!必ずや・・・戻らねば!!!」


フランキー
「ぶお〜〜!!男じゃねぇが!!カンジューロー!!!!」


ルフィ
「よし!!おれも助けるぞ!そいつ!!」


ロー
「お前ら目的を見失うんじゃねぇぞ」



―レッドライン付近−海軍本部―

ブランニュー准将
「世界政府によって選ばれた略奪を許可された海賊たち!!引き換えに必要とされるものは圧倒的な強さ∞知名度#゙らが政府側にくみすることが世の海賊たちへの脅威とならなければならない!!」


現時点での七武海発表を行なうブランニュー

「世界一の大剣豪鷹の目<Wュラキュール・ミホーク」

「ドレスローザ国王にして悪のカリスマ天夜叉<hンキホーテ・ドフラミンゴ」

「今や海軍の人間兵器暴君<oーソロミュー・くま」

「アマゾンリリーの現皇帝海賊女帝<{ア・ハンコック」

「最悪の世代<鴻bキーポート事件の首謀者死の外科医<gラファルガー・ロー」

「海賊派遣組織総帥 伝説を生きる男千両道化<oギー」

「そして先に説明申し上げた例の男・・・以上7名・・・」

「しかしこれは今朝夜明けまでの話!!ドフラミンゴは突然の脱退!!」

「ローも腹積もりによっては七武海除名を余儀なくされます!海軍本部・四皇に並ぶ3大勢力がこうも不安定では・・・」


サカズキ
「あぁ、わかっちょるわ!ブランニュー」


ブランニュー
「元帥!!」


サカズキ
「今、ローにも麦わらにも勝手なマネはさせん・・・!!」

「昨日G5のスモーカーからうるそう連絡があってのう・・・!!」

「一日様子をみちょれ・・・【藤虎(フジトラ)】を行かせてある」


一同
「!!?」



―ドレスローザ―

国民たちの声
「国王様〜!!やめるなんて言わないでー!!」


ベビー5
「トレーボル様は?」


幼女
「しらない」


ドフラ一味
「どうする気だろうねー若様」

「海軍が押し寄せてくるならおれ戦いてイーン!!」

「万事、若に従うのみじゃい」



トレーボル
「おおベビー5、んねー見ろ!国中大騒ぎだな!んいやー世界もざわついてるはず!!!!」

「んねーんねー、ところでお前また婚約者を吹き飛ばされたって?ベヘヘ」


ベビー5
「近いっ!!何十回目よその話!!ねちっこいわね!!!」


トレーボル
「ねちっこい!?・・・けど?んん?ねちっこいけど何?何?んねー、ねちっこい・・・けど大好き!?もしかしてーっ」


ベビー5
「うるさいなもう!!若様が呼んでるよ!!例のやつ持って来いって!!寄るな気色悪い」


トレーボル
「んねー、ドフィに消されるような男ばっか選んでねぇでよ、ベビー5、おれと結婚しようぜ!!んなんつってべへへへへ!!」


ベビー5
「私が必要なの!?」

ドキドキきゅん?


じい&ばあ
「やめろ!!!」



ドフラミンゴと幹部たちが部屋に集まっている


ドフラ
「コロシアムはいつも大盛況。お前のお陰だよ、ディアマンテ」


ディアマンテ
「何を・・・ドフィ、お前の王としてのカリスマ性の賜物だ」


ドフラ
「違う!お前の腕さ」


ディアマンテ
「よせ!人をコロシアムの英雄みたいに」


ドフラ
「お前こそコロシアムの英雄だ」


ディアマンテ
「やめろよ・・・そんな・・・」


ドフラ
「じゃあやめに・・・」


ディアモンテ
「そこまで言うなら認めよう!!!そう、おれこそがコロシアムの英雄だとな!!!」


トレーボル
「んねーんねーんねー、持ってきたぞドフィ、例の!!」


ドフラ
「寄りすぎだ」


トレーボル
「寄りすぎーだけど!?」


ドフラ
「そこがいい・・・座れ。こいつの存在を知れば麦わらのルフィは必ず手に入れようとする。同盟なんてのは裏を返せば枷になる!!ディアマンテ、これをお前に一任する」


ディアマンテ
「待ってくれドフィ俺には無理だ」


ドフラ
「いや・・・お前に任せたい」


ディアマンテ
「よせ 人を天才みたいに」


ドフラ
「いや天才のお前にしかできねぇ」


ディアマンテ
「やめろって・・・そんな・・・」


ドフラ
「じゃやめに・・・」


ディアマンテ
「そこまで言うなら天才と認めるしかない!!!そうさ、あんな麦わらのカス野郎!!!どうとでもしてやる!!!」


ドフラ
「フッフッフ飛びつくハズだ・・・兄の能力【メラメラの実】誰にも渡したくねぇだろうよ!!!フッフッフッフッフッ!!!」



ルフィたちがドレスローザに到着する


ルフィ
「うほーっ!!何だあのゴツい島!!着いたぞ!!!ドレスローザ!!!」


ウソップ
「バカ大声出すなよ!!ドフラミンゴに聞こえちまう!!」


ゾロ
「聞こえるか」


錦えもん
「今助けるぞ!!!カン十郎〜〜!!!」


ここは愛と情熱の国「ドレスローザ」


第700話 おわり
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