ワンピース733話



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第733話
【兵隊さんのほしいもの】

煽り文:レベッカの戦い!

ガキイイン!!

【ディアス海賊団】首はねスレイマンとレベッカの剣がぶつかり合う。


実況
「スレイマンが行くぞ!ディアス海戦の英雄、しかし戦犯として国を追われたスレイマン!」

「今や地下世界をさまよい歩く殺人鬼!」


観客
「行けええ!!」

「死んでしまえレベッカ!!」

「そいつの首を落としてくれ、スレイマンよお!」


相変わらず観客からは汚いヤジが飛ぶ。


レベッカに向けて剣を突きつける、ディアス開戦のA級戦犯 スレイマン。


実況
「その姿はまるで生を失った亡霊のよう!!」


スレイマン
「おれは国のために全てを捧げた…祖国を愛していたからだ」


レベッカ
「はあ…はあ…」


スレイマン
「お前はどうだ?この国で、嫌われながら生きるのはつらいだろう?」


レベッカ
「辛くたっていい!誰に嫌われたっていい!」

「私は兵隊さんと暮らしたいだけ!!」


実況
「嫌われ者で死にぞこないのレベッカを含め、Dブロックには依然30名ほどの戦士が残っています!!」

「いや!ここでまた一人脱落!!リングを血の海に染めてきた拳闘獅子アギョウだ!!」


「うおおおお!!」

アギョウを抱えるのは冒険家オオロンブス
【ヨンタマリア大船団提督】


実況
「オオロンブスのムチにメッタ打ちにされてしまった模様!!」


観客
「強いな!!」

「あれがオオロンブスか…!」


実況
「観客の期待を背負う実力者か!?それとも予想だにしなかったダークホースが現れるのか!?まだまだ実力者が残るDブロック!」


実況に合わせて海賊キャベンディッシュ、放火魔のダマスク、呪術師マミーなどのカット


実況
「いったい誰がリク王の孫娘の首を取ってくれるのか!?」

相変わらず偏った実況


レベッカ
(兵隊さん、どこにいるの…)

(お願い、死なないで!他には何もいらないの…!)



ー地下交易港ー

ウソップ
「えっ!?」     

「あの兵隊もういなくなったのか!?隊長じゃなかったのか!?」


レオ
「SOP大作戦≠ェ成功したら…隊長はスキをついてドフラミンゴを倒すっていう大事な任務があるれすよ!」     

「だから数名のトンタッタと一緒に、王宮に向かったのれす」     

「でもこっちには英雄ウソランドがついてるれすよ!」     

「ウソランド!シュガーを倒すために、SOP作戦の指揮を執って下さいれす!」


まっすぐウソップを見つめる小人たち。


ウソップ
(そ、それって一番大事なポジションじゃね!?)


地図を広げるレオ


レオ
「現在地がココれす。橋は全て可動式なんれすよ」

どうやらシュガーとトレーボルがいるのは中央の【幹部塔】らしい


レオ
「ここから見える、あのイソギンチャクみたいな建物が幹部塔れす!」

「僕たちの標的シュガー≠烽そこにいるれすよ!」


そのとき、見張りの一人がウソップたちの気配に気づく

見張り
「こんなとこをほっつき歩いているのは…どこのどいつだ!?」


ビクッと驚くウソップ

ウソップ
「ぎゃあああ!!見つかったあー!!おしまいだあ!!」

叫ぶウソップ


レオ
「ランボ!」


ランボ
「分かってる!」

レオたちがすかさず動く


見張り
「おいお前、いったいどこの船のモンだ!?」


ウソップ
「えっと、たまたま通りがかったと言いますか…」


見張り
「交渉人しか船を降りることは許されてねえんだよ…ん!?」


一瞬で裸にされる見張りたち

見張り
「うわあああ!」

「なにい!?妖精のしわざか!?」

「洋服を奪われちまった!」


さらにレオたちは一瞬で見張りの頭上に回り込む

「トンタッタコンバット…しっぽハンマー!!」

一撃で地面に減り込む二人

あまりの威力にウソップだけでなく、ロビンもびっくり


ウソップ
「め、めり込みパンチが打てるのか!?」


ランボ
「これに着替えるれすよ、ウソランドにロビランド!」

そういって見張りから奪った洋服を差し出すランボ


レオ
「それにしても賢いれすね!注意を引きつけるためにとっさに怯えるフリができるなんて…さすがれす!」


ウソップ
「お、お前ら全員こんなに強いのか!?」


レオ
「まあ、これぐらいは…」

「でもノーランド一族は海王類も倒したそうれすし、それに比べたらまだまだれすよ!」


ウソップ
(なんでこいつらおれをそんなに過大評価してやがんだ!?)     

(だが上手く利用すりゃ…おれが闘わずに勝てるかもしれねえ!)     

「よおしお前ら!このウソランドが指揮を執ってやる!」     

「我々の標的はたった一人の少女だ!全員で襲い掛かって震え上がらせてやろうぜ!!」     

「分かったらついて来い!っていうか、先を行ってくれ!!」


レオ
「了解れす!!幹部塔を目指すれすよーー!!」


なんとか上手いこと言って、小人たちを先に行かせるウソップ



一王宮とオモチャの家、交易港をつなぐ連絡リフト一

ドフラの手下たちが慌ただしく動いている


手下
「急いで乗り込め!!」

「おもちゃの家に侵入者だ!!」

「麦わらの一味らしいぞ!」


兵隊さんたちはリフトに隠れていた


兵隊さん
(フラランドか…)


手下
「東門でセニョール・ピンクと交戦中だとよ!」

「狙いはこの工場だ!」

「やつを仕留めたらボーナスが出るって本当か!?」

「おいマジか!いくらだよ!?」

話題はフランキーのことで持ちきり


手下
「よし、上に行くぞ!」

「奴らは懸賞金高えからなあ…」

「マジか!?」

「そういう噂だぜ」


兵隊さん
(このままではオモチャの家と地下の往復になってしまう…)     

(リフトを乗っ取るしかないか…君たちは中に隠れているんだ!!)

そう言って飛び出すおもちゃの兵隊さん。


兵隊さん
「動くな!!このリフトは頂いた!」


手下
「こ、こいつコロシアムの雷兵≠セ!なんでここに…!?」

そう言って銃を構える手下

そのまま発砲するが、兵隊さんは華麗に避ける

「かわしただと!?」


兵隊さん
「遅すぎるぞ」

一瞬で背後に回った兵隊さん、手下をぶっ叩く

「てめえ…!!」

背後から襲い掛かるが、またしても兵隊さんは華麗に避ける

「遅いぞ!」



兵隊さんはレベッカとの修行の日々をふと思い返す



〜兵隊さんの回想〜

「遅いぞ!」

「うえええええん、兵隊さんがぶったああ!!DVよ!!」

「DVなんかではない!私だって叩きたくないのだ!」

「当たる前に止めればいいじゃない!」

「緊張感なくして成長などしない!集中しろレベッカ!」



月日がたち、レベッカが大きくなってもまだ修行は続いていた

兵隊さん
「人間の本能はまだまだこんなものではないぞ!!」     

「それを引き出すんだ!人間の力を信じろレベッカ!」


レベッカ
「あなたオモチャでしょ!」


兵隊さん
「つべこべ言うんじゃない!!」

レベッカを叩く兵隊さん。

「きゃああ!!」


大雨が降り注ぐなか、ついにレベッカは音を上げる。


レベッカ
「もう戦い方なんか学びたくないよ!!」     

「兵隊さんが…守ってよ…!!」

杖を投げ捨て、その場にへたり込むレベッカ。


兵隊さん
「私はオモチャだ…雨風にさらされればサビつく体なのだ…」     

「いつまで持つか私にも分からんのだ!立てレベッカ!」     

「強くなるのだ!!」

〜回想終わり〜



敵の攻撃を受ける兵隊さん。


兵隊さん
(この体は戦うためのものではない…)     

(オモチャは子供と遊び、楽しませるためのもの…大人になる前に壊れてしまうものなのかもな…)

兵隊さんの腕がギシギシ鳴っている


兵隊さん
(すまんレベッカ…不器用な父親が教えられたのは…強さだけだったな…!!)

次々に敵を蹴散らしていく兵隊さんだが、さすがに息を切らしている

その強さに敵も驚いている


手下
「うおっ!コイツこんなに強かったのか!?」

「目的はなんだ!?オモチャのくせに何を企んでいる!?」


兵隊さん
「我が子が幸せに暮らせる…平和な国さ!!」     

「ドレスローザはリク王に返してもらうぞ!!」

(命などくれてやる…!!)


手下
「リク王だと!?」


敵に突っ込んでいく兵隊さん



一コリーダコロシアム一

会場がどよめいている


観客
「何が起こったんだ!?」

「えぇっ!?」


サボ
「早かったな…」


バルト
「何が起こったか…全く見えなかったべ!」


サボ
「噂には聞いていたが…」


実況
「な、なんと…全員が気を失い倒れているぞー!!」

「Dブロックの戦士が一人残らず…一人また一人と倒れ、もはや誰一人立ち上がるものはいない!」

「いったいこんなことがあり得るのか!?」


レベッカも含め、コロシアムの戦士全員が倒れている


実況
「いったい誰がどうやって!?もはや事件です!!」



「いや待て!!誰か立ち上がろうとしているぞ!!」


第733話 おわり

[~ONEPIECEマニア館]
2010/09
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